神戸の建設業許可申請コラム
2009年4月24日
建設業許可の業種の一つに「鉄筋工事業」があります。
読んで字のごとくという業種ですが、
棒鋼等の鋼材を加工し、接合し、又は組み立てる工事です。
鉄筋工事を専門に請負う場合は、
当然、鉄筋工事業の許可が必要なのですが、
他の業種に比べ
専任技術者となれる資格が少ないのです。
専任技術者となれる資格
・一級建築施工管理技士
・二級建築施工管理技士(躯体)
・鉄筋組立・鉄筋施工(技能士)
このなかの技能士資格、
少し誤った理解をされている方が多いようで・・・
この技能士の試験には、
「鉄筋組立て作業」と「鉄筋施工図作成作業」の二つがあります。
前者の「鉄筋組立て作業」のみ試験に合格されている方がおられます。
しかし、現在、それだけでは、専任技術者の要件を満たしません。
後者の「鉄筋施工図作成作業」の試験を受検に合格して
初めて専任技術者の要件を満たすことになります。
ご注意ください!
昭和48年改正政令による改正後の鉄筋施工に関しては、
双方に合格した者に限られるとされています。
少しマイナーな事項かもしれませんが
知識として覚えておいてもらえたら。