神戸の建設業許可申請コラム
2011年7月13日
大手ゼネコンが、オフィスビルの省エネ化につながる
リニューアル市場を開拓している模様。
東日本大震災後の電力不足を背景に
節電がキーワードとなる中、
簡単な改修で実現できる工事の需要拡大が見込めるとの判断から。
具体的には
・空調や照明のセンサー管理による自動化
・太陽光発電や蓄電池の設置
・使用電力量の「見える化」などハード・ソフトの対策強化
こういったことによって、
「3~5割」の節電の効果あると見込んでいる。
鹿島建設や竹中工務店は
自社保有ビルで実験的にリニューアル工事を進め、
その省エネ効果を顧客に提案していくようだ。
日本建設業連合会調べによれば、
2010年の会員48社の民間受注額は6兆7289億円。
ピーク時の1990年(20兆円)の
なんとなんと
3分の1の水準まで落ち込んでいる。
今後も回復が見込みにくい状況の中で、
電力不足の長期化でオフィスの節電リニューアル市場を
開拓していこうという考えのようだ。
フジサンケイ ビジネスアイ より