神戸の建設業許可申請コラム
2011年9月6日
帝国データバンク(TDB)が調査した8月の景気動向調査結果
建設業の景気動向指数→30.7ポイント
※復興需要の増加により被災地をはじめとする東北地区の改善が顕著だったほか、全国的に省エネや耐震工事などの需要増も見られた。震災前の2月と比較しても2.6ポイント上回っている。
不動産業の景気動向指数→34.1ポイント
※前月比0.2ポイント上昇。4カ月連続の改善となった。震災前の2月との比較だと1.9ポイント下回っている状況だ。
(住宅新報社より)
【景気動向指数とは】
政府機関によって、その国の経済動向を示す各種の統計資料を合成することによって経済全体としての景気の動きを把握するように作成される指標。
経済の動きは、企業の現在の生産活動、国民の日常消費活動、商業分野の販売動向、企業の将来生産活動のための設備投資行動や新規の雇用状況など、さまざまな活動を包含している。
そのような個別の経済活動を包含する経済全般のよしあしを表現するものが景気であるが、その景気が現在どのような状況にあるのか、また近い将来において上向くのか下降へ向かうのかを適切に判断することは、一般家計にとっても企業にとっても重要な意味をもつ。
特に、政府や中央銀行などの経済政策を担当する機関にとっては、国民経済の適切な運営という点において、現在および近い将来の景気動向を的確に把握し予測することは基本的に重要な仕事となる。
景気動向指数はこのような認識と目的から作成される。
ただ、う~んとうなってしまう結果だ。
我が神戸の地元中小企業者の間で景気が上向きであるような感じには見受けられないのが残念だ。