神戸の訪問介護事業コラム
2011年10月17日
神戸市内の居宅介護支援事業所の利用者から
現金や貴金属を盗んだとして
この事業所の元ケアマネージャーが逮捕された。
今年の5月頃から
利用者の家を訪問した際に
現金や貴金属を盗んでいたというもの。
なかには、デイサービスで施設を訪れた利用者のカバンから
鍵を抜き取り留守宅に侵入したり、
認知症の高齢者を銀行に連れ出して現金を引き出させ着服したり
といった考えられないケースもあったようだ。
既に28人分の現金などを盗んだことを認めているようだ。
しかし、これは介護事業そのものを根幹から揺るがす事件
過去にも同様の事件はあったと思われるが、
こうした事件は、経営者にとっては、事業経営にかかわる深刻な事態となる。
労務管理の難しさもあるが、
居宅介護支援事業の在り方そのものも問われる事件だ。