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金融機関の基礎知識 その1

2020年1月16日

身近な存在でもある金融機関。ただ、一口で金融機関といっても、いろいろな種類があり
利用者側の使用目的により向き不向きがあります。

そういったことを踏まえて今回は金融機関の種類、そして事業を行う上で利用する場合に
ポイントとなる点を述べたいと思います。

 

■金融機関にはどんな種類があるのか?

①都市銀行
・・・東京や大阪などの大都市に本店を置いて、全国規模の業務展開をしている銀行
    例:三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、みずほ銀行等

②地方銀行
・・・各都道府県に本店を置いて、その地方を中心に業務を展開している銀行。取引の対象はその地方の中堅・中小企業が中心。
  例:滋賀銀行、京都銀行、池田泉州銀行、南都銀行、但馬銀行、関西みらい銀行等

③信用金庫
・・・会員の出資による中小企業及び個人のための金融機関。営利を目的としない。営業地域は限定されており、融資対象は原則として出資者である会員。預金については会員以外からも受け入れている。
    例:神戸信用金庫、姫路信用金庫、播州信用金庫、兵庫信用金庫、尼崎信用金庫、日新信用金庫、淡路信用金庫、但馬信用金庫、西兵庫信用金庫、中兵庫信用金庫、但陽信金庫等

④信用組合
・・・組合員の出資による非営利の協同組織である金融機関。組合員の相互扶助を目的としており、営業地域の在住者や小規模事業者等が組合員になることができる。預金の受け入れや貸付けは組合員に限られている。
    例:兵庫県信用組合、淡陽信用組合、兵庫ひまわり信用組合等

【ポイント】
 どのような事業にしたいのか将来(事業計画)を考慮したうえで、取引したい金融機関と利便性で選ぶことが重要です。
 都市銀行は全国規模で展開しており、知名度が高いですが、大企業や中堅企業をメイン取引先としており、全国展開や海外進出に強いです。
 地方銀行の取引先も比較的規模の大きい中堅企業や中小企業が中心となりますが、自社の事業計画に沿った、将来のために取引を考えておく必要があります。
 信用金庫と信用組合は地方銀行などよりも営業地域が狭くなり、規模が小さい会社でも比較的取引が容易です。 融資金利は都市銀行や地方銀行に比べると割高なことが多いが、担当者が積極的に訪問してくれる等、きめ細やかな対応が期待できます。

 

 

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